ヨーホー国立公園は前日観光したバンフ国立公園とは山を境に背中合わせにある国立公園です。
前日は昼間はぴーかんで夕方から強い風が吹いて寒かったのですが、翌日のこの日は風も止んでさらにいいお天気でした!


ロッキー・マウンテニア号

バンクーバーからカナディアンロッキーまでをつなぐ(高級)観光列車です。週に3本しか列車が出ないため、見ることが出来たのはラッキーなんだそうです。ということで記念にパチリ。
ヨーホー国立公園はこの鉄道ルート沿いに見どころが並んでおり、私たちの観光の基礎ルートのトランス・カナダ・ハイウエイはこの線路沿いに平行して走っているので、バンフの駅で見かけて以降、抜きつ抜かれつで何度かこの「ロッキーマウンテニア号」を見ることが出来ました。超ラッキーでした!
この日はラッキーなことが他にもよくありました!それはまた後で・・・

タカカウ滝とヨーホー川

タカカウ滝
落差約400m弱もある巨大な滝です。上部で滝の水が岩にぶつかって大きく跳ね上がっていて、右側に大きく水煙が出来ています。「ダイナミック~!」なひと言が思わず漏れてくる壮大な姿でした。(*°ρ°) ほぅ~
ここの滝壷へは遊歩道から誰でも近づけますが、かなり離れていても水しぶきがかかるのであんまりそばへは近寄れませんでした!

滝の後ろの風景
滝から振り返ると、こちらもなんともすばらしい風景でした。
滝から流れ落ちる水がヨーホー川となって流れていきます。いままでに見てきた青い色の川とは大きく違ってヨーホー川の水は白灰色絵の具を溶かしたような色でした。
これはこれで不思議な光景でした。

滝へ続く道の橋の上から(ヨーホー川は白いのです!)
タカカウ滝は冬の間は完全に凍ってしまうそうです。
その間にたま~にロッククライマーが凍った滝をつたって滝の上に登るのだそうですが、上り下りに2日間かかるんだそうです!つまり滝でご一泊、滝の上で蓑虫のようにハンモックのようなものをぶら下げて眠るのだとそうです!
「ほんとか~!?」と思わず疑いましたが、ホントだそうです

しかも、この滝へ至る道も道路が閉鎖されているため車で行けるところから往復で一週間かけてくるのだとのこと。
・・・・・そんな大変な思いまでしてわざわざ危険なことをするクライマーの気持ちは私には一生わからないでしょう。f(^^;)

エメラルドレイク
「エメラルドレイク」はタカカウ滝のほど近く、鉄道の「フィールド」駅の北のほうに位置する湖です。

エメラルドレイク
その名の通り、エメラルドグリーンの色をした湖。しかもこの透明感・・・おとぎ話に出てくるような静かな湖でした。

湖の周りの遊歩道はしずかな森の中を歩くようになっていて、木々の間から覗く湖の色が角度とともにまた見え方が違って美しいのです。
そして、遊歩道の反対側の森の中に・・・

リスがいました~。夢中になって何かを食べているみたい。かわいかったです


レイク・ルイーズ駅
駅と言っても旧駅舎が現在はレストランになって営業されている「レイク・ルイーズ・ステーション」。かわいい雰囲気の建物です。
この日は昼食付きの観光を申し込んでいたのでここで昼食です♪

レイク・ルイーズ・ステーション
ここで次のラッキーが

この旧駅舎の横に昔の列車の車両が固定してあり、通常結婚式や予約のディナーでないと使えない食堂車になっているのですが、私たちが行った日はたまたま駅舎が改装中だったためこの食堂車で食事が出来ることになったんです!ラッキ~


レイク・ルイーズ駅 食堂車
雰囲気があってステキな食堂車でした。さて、わくわくの昼食は・・・・
(◎_◎;) うおっ!なんと「キッシュ・ランチ」!
「またぁ~!?」
前の晩食べた特大キッシュを思い出してしまいました


キッシュランチ
でも、今回はめずらしく日本人用なのかいつもの食事量よりかなり少なめ。
ランチの内容はキッシュ・スープ・サラダ・パン・デザートとドリンク。
キッシュはサーモンと野菜が入っていて夕べのとは中身が違ったし、やっぱりおいしかったのでちゃんと食べられました。^^;
食事中、食堂車の横の線路を貨物列車が通っていきました。これも見られるのはめずらしいことなのです。

貨物列車
こちらの貨物列車はなんと、普通120車両くらいつながっているのだそうです!
えんえんと続く車両を数えていた人がいたらしく、今回は少なめで90車両くらいだったとか。
それでもすごい~!
食堂車の窓からの眺めです。

今回はこれが私の一番好きな画像♪
ちょっと地味だけど線路の上の青空にふんわりと浮かんだ雲がよいのです

次回へつづく