![]() 先月観に行った劇団四季のミュージカル「オペラ座の怪人」。
これにハマったお話は前に書いたんですが、あれからもずっとオペラ座の怪人関係の本やCDなど集め、その魅力的な世界に浸っておりました・・・(//∇//) そこで性懲りもなくまたいろいろと観たり聞いたり読んだりしたオペラ座の怪人関係話をレポートします。 何度もくどいですが、もうある程度まで来てしまったのでこれが最後でしょう・・・多分。(’-’*) フ・・・ あっ、私がハマったのは「オペラ座の怪人」であって劇団四季ではないのであしからず ![]() というわけで、↓以下がハマってから私が制覇したオペラ座の怪人関係のCDや本などです。 それぞれの比較やウンチクやなんかは一番下で ![]() ![]() ![]() 製作 アンドリュー・ロイド・ウエーバー 怪人 ジェラルド・バトラー クリスティーヌ エミー・ロッサム ![]() いちばん最近の映画版の「オペラ座の怪人」。 アンドリュー・ロイド・ウエーバーのミュージカルをそのままミュージカル映画として製作されたものです。 私が今まで見た中でもっとも情熱的な恋の物語となっているなと感じました。 すべてにおいて文句なしのすばらしい出来でした! 詳しくは ![]() ![]() 怪人 山口裕一郎 クリスティーヌ 鈴木京子 私が初めて観た劇団四季の「オペラ座の怪人」に出演していた山口裕一郎 ![]() 複数の怪人の歌声を聴いた中でやっぱり山口”怪人”の声がいちばん好きです ![]() 他の人よりも高音にのびがあって思わずうっとりしてしまう気高さと色気のある声のような気がします。 鈴木”クリスティーヌ”は清純な雰囲気があるもののちょっと力弱い。高音になるとなんだか苦しそうに聞こえました。総合して山口ファンなら大満足の一枚。 ![]() 怪人 今井清隆 クリスティーヌ 井科瑠美 劇団四季版のオペラ座の怪人のロングラン10周年記念盤。ロングラン・キャスト版との比較用として聴いてみました。 こちらはクリスティーヌの声の声量と感情表現がすごくゆたか。18歳くらいのクリスティーヌにしてはちょっと色っぽいかな。こちらの今井”怪人”は山口”怪人”よりも低音で力づよく感じました。総合して聴きごたえがあります。 ![]() 怪人 マイケル・クロフォード クリスティーヌ サラ・ブライトマン ![]() 本家本元のロンドン初演オリジナルキャストのミュージカル「オペラ座の怪人」。 サラ・ブライトマンにはなんの文句もつけられません。だって当時妻だった彼女のためにウエーバーが作ったミュージカルなのだから!1曲として聞き逃せない曲ばかりです。 演奏もサブキャストもみんなすばらしいです! ・・・ひとつだけ難点はクロフォード”怪人”・・・ ![]() 好みが分かれるところなんでしょうが、私には曲によってはおっちゃんの声に聞こえました。色気はほとんど感じなかった。ウエーバーの怪人のイメージがこうなんでしょうか。 実際このときクロフォードは40代半ばのはず・・・他の”怪人”に比べると10歳以上はトシなんですよね~(ちなみにサラ・ブライトマンは25歳くらいのはず) でも通して聴いていると違和感も気にならなくなり、歌や物語に惹き込まれていきます。やっぱり基本中の基本だけあってすばらしかったです ![]() ![]() オペラ座の怪人 (クリスティーヌ) サラ・ブライトマン (怪人) マイケル・クロフォード ミュージック・オブ・ザナイト サラ・ブライトマン オール・アイ・アスク・オブ・ユー (クリスティーヌ) サラ・ブライトマン (ラウル) クリフ・リチャード ウィッシング・ユー・ワー・サムハウ・アゲイン サラ・ブライトマン ![]() このCDに入っているオペラ座の怪人の曲は上の4曲です。 解説は前々回の更新で紹介したのであまり言うことないですがひとつだけ。 「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」という怪人がクリスティーヌを自分の住処に連れてきた時にクリスティーヌに歌う曲があるのですが、この怪人が歌う曲をサラ・ブライトマンがカヴァーしたのが入っているんです。これ、すごくいいです~ ![]() ![]() あと、全体とおしてクラシックが苦手でもぜんぜんOKな曲ばかり。サラの初期のすばらしい歌声に酔いしれることができる一枚です。絶対買って損なし! ![]() (長島良三訳) 角川文庫 ![]() さて、何作もの映画やミュージカル、果てはこれを下敷きに小説にいたるまで作られ続けてきた「オペラ座の怪人」の原作本です。 昔の原作本はすごく読みにくかったそうですが、これは新しめの平成12年に発行された訳本で、わかりやすいとのレビューが多かったのでこれを読みました。 おもしろかったです!すごく。 ミュージカル版では登場人物を極力減らして舞台劇に仕上げてあるので原作の重要人物がミュージカルにはでてなかったり、マダム・ジリーのように”客室案内係”の”ジリおばさん”から大出世している人がいたり。比較して読むのが楽しいです。 そして怪人の名前が出てくるんです!「エリック」なの。(´ー`) 指輪のやりとりや、クリスティーヌの生い立ち、ラウルの家族・家柄についてなど違う部分が多々あります。 でもそれはそれでどちらがいいというのでなく、それぞれにすばらしい作品だと思います。 ラストでエリックがペルシャ人に告白する部分は泣けました。 多分普通に読んでいればそこまで感情移入することはなかったのでしょうが、ミュージカルや映画版を観ていた分気持ちをこめて読むことができました。 原作とミュージカルの両方見れば相乗効果でさらにおもしろくなりますよ! ![]() (北條元子訳) 扶桑社ミステリー文庫 ![]() じつはまだ読み途中なのですが・・・もうあとすこしなんだけど ![]() こちらは原作本で語られなかった部分を補うようにして作られたエリックの生涯の物語。 もちろん作者は原作者ではないのでこれが正しいというのではないのですが、原作にある回想や過去を語った部分をつなぎあわせてうまいことつじつまが合うように作られているのでなかなかおもしろいです。文章も読みやすいです。(実際、ミュージカルの方がつじつまが合わないことが多いのですが。ま、舞台はそういうことを観るものじゃないのでなんの遜色にもなりませんけどね。) 母親との確執や、ペルシャ人(ナーディル)との出会い、オペラ座に住み着くようになったいきさつ、クリスティーヌとの出会いなどが語られています。エリックの高慢な性格や感情的になると我を忘れてしまうところがあるところなど、なぜそんなふうになってしまったのか、多分どうして死ぬのかも(こっから先はこれから読むのでわかんないけど)。 原作とは違うことを割り切って読むとおもしろい本です。 さて、ここからさらに詳しくは ![]() ネタばらしあるのでこれから観よう、読もうという人は要注意です!
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