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チェーザレ・ボルジア関連本
予定通り今回はチェーザレ・ボルジア関連本についての感想です。

はじめはやはり塩野七生さんの「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」について。

チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷

おもしろかったです~
いきおいで一回読んだだけなのでまだまだ内容を消化しきれてない段階ではあるけれど、
なんとなく塩野七生さんはチェーザレ・ボルジアがお気に入りなんだ~と感じとれました。

もともと悪評が高かったらしいこの主人公とボルジア一族。
残忍で自分の邪魔になるものは毒殺・暗殺どんな手を使っても排除するし、
欲望の赴くまま、時には妹との近親相姦の噂があったりとまあ聞く限り
悪い評判ばかり。

淡々と事実を語る調子の塩野七生さんの文書ではチェーザレの実際に行った
ことは残酷な部分として認め、ただ毒殺や近親相姦については事実はわから
ないとなってたようです。

塩野七生さんはこの時代、ロマーニャ、フィレンツェ、ヴェネツィアなどの
小国に分かれていたイタリアを自身の手で統一することを野望に持ち、
しかもそれを目指して実行した主人公チェーザレに塩野七生さんがもっとも
好き(らしい?^^)なユリウス・カエサルと比べてその行動力をかなり評価
しているようでした。

また、このルネサンスの時代、たくさんの芸術家や文化人が活躍している時代です。
作品の中にもレオナルド・ダ・ヴィンチやニッコロ・マキャベッリも登場して
まあ豪華で楽しいこと♪
この時代の芸術家たちやメディチ家について勉強してみるのもまた楽しそう(´ー`)

解説に書いてありましたが、塩野七生さんの書かれた本でチェーザレ関連では
この時代に生きた女性について書かれた「ルネサンスの女たち」があり、
その中にチェーザレの実の妹、ルクレツィア・ボルジアや他にもチェーザレに
関わった女性たちについて書かれているようなのでそれもこの次読みたいな~と
思ってるところです。

ルネサンスの女たち 塩野七生

ところで宝塚でこのチェーザレを主人公にした作品があるんですね!
私は宝塚はあんまり・・・なのでぜんぜん知りませんでしたが、宝塚好きの友人に聞いて
びっくりでした。どんなストーリーなんだろう・・・(´д`)



さて、次はマンガです。(//∇//)
チェーザレ 総領冬実

チェーザレ 総領冬実

総領冬実さんの「チェーザレ」です。
塩野七生さんの「チェーザレ・ボルジア・・・」に入る前にこちらも読んで
おこうということで読みました。
以前からなんとなく気にはなっていた作品でしたがなかなか手に取ることが
なかったのでいい機会になりました♪

まあ、とにかく絵がきれいですすばらしいです!
こんなに細かく背景や建物を描いてよく連載なんか出来るな~と思いました。

総領冬実さんは学生のころから知っていたマンガ家さんでしたがかなり絵がかわりましたね~
前作の「ES(エス)」を読んだときも驚きましたが・・・それに輪をかけて丁寧に創られてます。
この作品には自分の最高傑作にするぞという妥協や手抜きなしの意気込みが感じられます。

この作品はチェーザレ・ボルジアが16歳のころから始まります。
登場人物は多いです。ピサで学生生活を送るチェーザレやメディチ家の次男ジョヴァンニ、
ここにはマキャベッリも学生として出てきます。(密偵としてだけど)
学生ではあるけれどチェーザレ父、枢機卿のロドリゴ・ボルジアのローヴェレとのローマ法王の
地位争いに自ら奔走するチェーザレ。
暗殺者に命を狙われることもあり、常に身辺には多数のスペイン系の護衛がついています。
その筆頭が「ミケロット(スペイン風にミゲルと呼んでいる)」。
後々までずっとチェーザレに忠実に仕える「ドン・ミケロット」です。

学生の間でも世界情勢そのままにスペイン系・フィレンツェ・フランス系などのグループに別れ、
それぞれチェーザレ・ジョヴァンニ・アンリなどを代表にして反目しあっている状態です。

そんな中、世間知らずゆえにチェーザレを純粋な目で見るもうひとりの主人公、
フィレンツェのアンジェロ。
アンジェロは偶然知り合ったチェーザレやミゲルに時には利用されながら、時には
敵方と疑われながらも2人の個性に惹かれ、心配そうに見守っています。

このアンジェロを通して当時の大学の様子やピサの町の勢力配置を読者に巧く説明されます。
巻末にも丁寧な説明があり、おかげでかなりこの時代の状況がわかってきてさらにおもしろくなりました。

作品中にはすでにロレンツォ・ディ・メディチやレオナルド・ダ・ヴィンチも出てきました^^
メディチ家にチェーザレが訪問した際にはロレンツォにボッティチェリの「春」を見せられるという
場面もあり、楽しいことこの上ない♪
ボッティチェリの作品もすごく丁寧に描かれていました。マンガでここまでとは・・・驚くほどです。
この漫画のおかげで塩野七生さんの本を読んでいるときにビジュアルをうまく思い浮かべることが出来ました。

この作品は現在7巻まで発売していますが、まだまだ先が長い・・・ヽ(  ̄д ̄;)ノ
これいったい何時まで続くのか、チェーザレの最後までやるのかわかりませんがぜひとも
最後まで読者としてついていきたいです。


現在のところチェーザレの青春時代を描いているこの作品、みどころがたくさんあって
かなりオススメのマンガです
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【2010/05/18 01:53】 | 本の話 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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