最近なぜかむかしの本や音楽に再ハマリしてます~(//∇//)
ケインとアベル 上・下 ジェフリー・アーチャー 新潮文庫
20年も前から大好きなジェフリー・アーチャーの代表作、「ケインとアベル」を最近読み返しました。
自分の実家の書庫にあると思い込んでいたのに見つからなくて・・・仕方なく最購入。
でも表紙は以前と変わりありませんでした。
私が初めてジェフリー・アーチャーの本を読んだ最初がこの本です。
はじめは海外作家なのでとっかかりにくいかな~なんて心配でしたがぜんぜん大丈夫でした!
テンポの良い流れで主人公2人(アベル・ロスノフスキとウイリアム・ケイン)の波乱万丈なサクセスストーリーの展開で、再読にもかかわらず読み始めるとおもしろくて止まらない~~~

だいたいいつもお昼休みや電車内とかのちょっとした時間に本を読んでいるのですが時間が来るのが残念でf(^^;)
読みやすいといってもあまり軽い物語でもなく、時代背景や政治・金融の背景もしっかりしててさすが議員経験もありながら、詐欺に合って全財産を失くし、その経験を生かして小説家に転身、その後刑務所にも入った経験のある波乱万丈な人生を送っているアーチャー自身の底深さが見える小説でした。
【あらすじ】
ポーランドの片田舎に孤児として生まれたヴワデクは貧しい猟師一家に引き取られて育つが小さいころからのその聡明さを買われて男爵家の息子の学友兼使用人として雇われる。
そこでもさらに頭の良さを表し、男爵や子息からも深く愛されるようになる。
そんな折、第二次大戦でのドイツ軍侵攻により男爵の城は占拠され、男爵や使用人たちと共に地下室に数年閉じ込められるが、ロシア軍によって解放される。しかし、姉のフロレンティナや男爵家子息は殺され、実の父親だったとわかった男爵も衰弱死してしまい、行き残った使用人たちと共に強制収容所に入れられてしまう。
何とか脱出したヴワデクはさまざまな人の手助けを得てアメリカに渡り、男爵の名前「アベル・ロスノフスキ」と改名する。
一方、銀行家の祖父と父を持つウイリアム・ケインは代々銀行家のエリートとなるべく生まれ、周囲の期待に応えてハーバードを主席で卒業する。幼いときに父が海難事故で死に、ハーバード在学中に再婚した母親も亡くなってからも父親のような銀行家になるよう努力してきた。卒業後、父親が頭取であった「ケイン&キャボット銀行」に取締役として投資担当の仕事につき、数年後の頭取交代に備えていた。
この正反対な生まれ育ちの2人が皮肉な運命のもと出合うことになる!とまあこんな感じです。
下巻ではさらにケインの息子リチャードやアベルの娘フロレンティナが登場してさらにおもしろくなってきます!
それにしても、この物語に出てくる主要登場人物はみ~~んなすごく頭がいい人ばかり。
当たり前のようにハーバードやラドクリフを主席で卒業しちゃうし。うまいこといきすぎるか?なんてこともあるけど、頭脳を駆使して駆け引きしたり敗北しても復活したり・・・二十数年もまえに描かれた物語なのに今でもおもしろさが色褪せないです

ロスノフスキ家の娘 上・下 ジェフリー・アーチャー 新潮文庫(現在絶版)
ケインとアベルの続きでもあるこの本の主人公はタイトルのとおりアベルの娘、フロレンティナ・ロスノフスキ。
アベルの頭脳と美貌をあわせ持ったフロレンティナがアメリカ合衆国大統領となるまでのサクセスストーリーです。
さすがにもうあらすじは省きますが・・・f(^^;)
こちらもすごくおもしろい物語です!
ケインとアベルを読んだらこちらもぜひ読んで欲しいです。
ところが残念ながら過去のジェフリー・アーチャーの本は「ケインとアベル」と「100万ドルを取り返せ!」とここ数年の最近出版されたもの以外はほとんど絶版になっているのです!「(≧ロ≦)
こんなにおもしろいのになんで!?って新潮社に文句言いたいくらいです(ー_ーメ)
私の蔵書にあったはずが見当たらなくて・・・ついにアマゾンで中古本を買ってしまいました

これは中古ででも買ってもぜったいに損はない本です。
もうひとつ絶版だった「新版 大統領に知らせますか?」も買いました。こちらは大統領暗殺計画を知ったFBI長官と捜査官が主人公ですがこのときの大統領がフロレンティナなの(^u^)
最近のジェフリー・アーチャーの本は歳のせいなのか以前ほどのよさがなくなったような気がしますが、以前の本を読むとやっぱりすばらしい作家さんだなあ~とあらためて思いました。
また機会があったら別の本も手に入れて読みたいです。
WANDS昔のCD棚を見ていてふとなつかしくて聴いてみたアルバムがWANDSの「
PIECE OF MY SOUL」でした。
WANDS PIECE OF MY SOULこれももう17~18年も前のアルバムです

このCDを見つけて聴いてみたら、なんか・・・めちゃめちゃいいんです


どの曲聴いても「これは聴かなくていいや」っていう気を抜いて流してしまうような隙が無いっていうか。
み~んな私の好みのど真ん中なんです!
当時はこのアルバムの中に入っている曲「世界が終わるまでは・・・」を目当てに買ったと思うのですが、実はWANDSのメンバーの顔も人数もぜんぜん知らなくて。あまりバンド自体には興味なかったせいか今まで全くこのバンドがいつどうなったか知りませんでしたf(^^;)
それでWANDSについて検索してみたら、WANDSって途中でメンバー総替わりしちゃってたんですね~知らなかった!
第1期・第2期・第3期があって、人気を博したのが第2期の前半だったらしい。
私が持っていたCDは第2期の後半のもので、全盛期の一般ウケしそうな音楽から変わってきてて、音楽でもさわやかなところが抜けて退廃的な倦怠感や重さが入って、歌詞も世の不条理や破壊・あきらめ・逃亡をうたったものが多くなっているみたい。詳しい解説は専門家やファンの人がやってるので私のはただそう感じたってだけなんだけど

ボーカルの上杉昇さんがほとんど歌詞を書いていて、アイドルのような音楽から脱却したい意思があらわれてきたようです。それで音楽の方向性の意見が違ってボーカルの上杉昇とギターの柴崎浩が抜けて第2期が終わったらしい。
私としてはもう第3期の曲は聞きたくないので(だって3人のメンバーしかいなくてボーカル変わったらもうぜんぜん違うグループですよね?)あまり聴いてないです。すぐに解散しちゃったし。
とりあえず数少ないWANDSの第1期・第2期の曲を集めて最近ずっと聞いてます。
初期の曲もやっぱりいいし、第2期終わりの曲はすごくいい

上杉昇さんの声(歌い方)もだんだん変わってきてとても興味深いです。
WANDS(第2期まで)の曲で私が特に好きなのは、このアルバムでは
「世界が終わるまでは・・・」
「Secret Night」
「Foolish OK」
「Peace Of My Soul」
「Million Miles Away」かなあ・・・ほんとは全部好きなんだけど(//∇//)
あと、このアルバム以外では
「Same Side」
「世界中の誰よりきっと」
「just a lonely boy」だなあ。ってこんなこと書いてもわかる人ほとんどもういない気がしますが

もしもお仲間がいたらうれしいなあ

ホットワイン
最後に、ちょっとまえにハマってたのが、夜寝る前のホットワインです(´ー`)
年末旅行で行った京都のカフェで飲んだホットカクテルがあまりにおいしかったので自分でもなにか出来ないかな~と思って。いちばん簡単だったのがこのホットワインでした。
赤ワインを耐熱グラスに入れてレンジで1分くらいチンして蜂蜜を小さじ1杯いれるだけ。
超簡単です。飲み残したワインを使って寝る前に一杯・・・♪
思ったほど飲みにくさもなくておいしいです(=^_^=)
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